What is TABIRA
HAURA ・TABI ・TOBIRA
この3つのワードが一つとなり、
新たなスニーカーブランドを京都から発信します。
ロゴの話
初めにこのTABIRAのロゴが出来上がるまでの
ストーリーを少し話させて下さい。
どこか、日本っぽいな。どこか、和っぽいな。とか
思われた方。正解です。このロゴには着物と
着物を掛ける為の衣桁(イコウ)そして足袋型
この3つの形を連想しロゴデザインに踏襲しました。
まずは鉛筆で適当に何枚も何枚も書き連ねて
理想の形が出てきたら、保存して、また書き
連ねるという作業です。
Tは衣桁に見て、Aは羽織に、Bは足袋と
そんな感じで連想し、ベースを作った後に最終
仕上げはプロのデザイナーさんに依頼し完成
毎日ロゴのことを考えて、イメージが出てくる
までは変な焦りと、つまらなさに、結構な忍耐
力が要りますがちょっとでもアイデアが出てき
たら楽しい方向になるので最終完成した時の
達成感や、織ネーム(タグ)になった時の愛く
るしい感じは正にブランド誕生という感じで本当
はここからなのですが、もう若干満足してしまいます
What is HAURA 羽裏?
HAURA/羽裏
あまり聞き慣れない方が多いのではないでしょうか?
少し噛み砕くと、着物の裏地。もう少し噛み砕くと
着物の上に着る羽織の裏地。が羽裏です。
この羽裏という文化は、今から約100年前1800年代
末期に掛けて、政府が度々「贅沢禁止令」というのを
民衆に出していました。 それまで、色彩豊かな京友禅
から一変、町衆はこぞっって羽織の裏地で
ファッションを楽しむようになりました。
学ランの裏地に刺繍で遊んでみたりとか
その辺りのルーツもここから来ているのかもしれませ
んがTABIRAが注目したのは、京都で150年以上染め
屋を続けている岡重が所蔵する羽裏柄に
注目しました。上の写真が正にその原画ですが、
その斬新な絵柄や色使い。決して和を感じさせない
アートのような風合いに、度肝を抜かれ着物
ではなくこれで何か物作りが
したいと考えました。
TABIRA代表とTABIRA Redfishes を用いてる
原画「鯛尽くし」
TABIRAでは、上記2点の羽裏柄を選択し
(約500点ある中から)
鯛尽くしは、色味はそのままに...
マンハッタンは180°雰囲気を
変えて復刻させようと考えました。
※TABIRAで使用している生地は柄の色変え縮尺を行なっています
How Make it TABIRA
TABI 足袋と言うと、皆さんが初めに想像される
のは地下足袋が一番初めに頭に浮かぶのではない
でしょうか。そのルーツは江戸時代にまで遡り日本
の職人達の足元を現代まで支えてきました。我々は
その長い歴史と、羽裏が今日まで継承されてきた
ルーツに共鳴し、一般的なスニーカーとは一線を画す、親指が
セパレートされた足袋型のスニーカーに
着目しました。
まずは生地を染めます。
忠実に、羽裏の色味を表現するには
染め以外ありません。
一般的な柄物のスニーカーですと、プリント
となる事があるかもしれませんが、
色の浸透度、堅牢度は染めの方が断然優位です。
何度も何度も、試験染めを行い
TABIRA用の羽裏柄が復刻です。
またマンハッタン柄に関しては、
特殊加工を施しており
多少の雨等では水が侵入することはありません。
そうして染め上がった生地は
岡山県倉敷に運ばれます。
完全Made in Japanにも拘りました。
TABIRAの木型に合わせてカッティングされた
生地は職人達が丁寧に各パーツを糊付けして
行きます。
1800年代に羽織の裏地として流行していた図案が
新しいファッションとして蘇る瞬間です。
スニーカーは人間工学の下、約5年の経過を経て開発さ
れたスニーカーです。外反母趾の方にはもちろん
我々TABIRAのコンセプトに共鳴して戴いた方に
ぜひ履いて頂きたいスニーカーです。
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TABIRA 運営会社 株式会社MAJIKAO
住所 京都市中京区木屋町通り御池上がる上樵木町502番地
TEL 075-221-3551
MAJIKAO とは.....
京都で150年以上続く染め屋 岡重
現代まで継承されてきた技術と共に
受け継がれてきた羽裏画調。
その数は約500点以上にのぼります。
株式会社MAJIKAOは岡重のグループ会社として
2019年11月に発足。無数のデザインソースを岡重から
吸収し、それらの羽裏柄を基に雑貨・お土産・とは一味違った付加価値の高い物作りを展開しております。